今村修 彫刻展

今村修 彫刻展
2015.11.19(木)~23(月) 終了いたしました。
 作品2015
作品数:20点
時間:10:00~18:00
場所:街角ギャラリーMIMOZA
   〒830-0044 久留米市本町18-28 駐車場5台分あり
連絡:090-1346-4492 (鹿児島)
自宅「アトリエ」〒839-0836
久留米市草野町吉木1381
Tel.Fax 0942-(47)0614

作家プロフィール「引用」

美の世界に挑む人たち
「石があるから彫る」
周囲の環境が芸術家を生む
ひたすら石を掘る 今村 修さん
ジャーナリスト/ 吉田 浩

 久留米は、日本で最も画家密度(という言葉があるとすれば)が高い都市だと思います。明治の天才青木繁や画壇の頂点に立った坂本繁二郎など、美術界をリードした人を輩出した。彼らに刺激され、また、大正初めから洋画研究団体「来目会(らいもくかい)」(久留米をもじって)を主宰した松田諦晶の熱心さが多くの画家を生んだ。身近に描く人が多ければ、描いてみようかと思うでしょう。自然、画家が増える。今村さんの場合、学生時代師毛利陽出春さんをはじめ、久留米には若く元気の良い彫刻家がたくさんいました。「彼らのようになれる」と、当然のように彫刻家になったのでした。
◇      ◇
 ごくまれな例外はあるが、彫刻はなかなか売れない。材料費そのものが高いせいもあります。
「買ってくれるのは知り合いだけ」。謙遜でしょうが、それに近いでしょう。それでも石を彫るのは、「山があるから、と同じで、石があるから」で、無心になって素手で磨くので、指紋が消えるほどに摩耗している。それほど石を愛している。もっとも、言葉をそのまま信じるわけにはいかない。石であるのに、ふくよかな香りがする作品を見れば、独自の美を目指していることは瞭然です。
◇      ◇

 1989年、久留米百年公園に〈決断の門〉と題したタイムトンネルを制作しました。楕円形を断ち切ったような高さ3.8mの黒御影石の門。

地中に埋められたタイムカプセルには子供たちの作品が入っている。50年後に取り出して、子供の夢が姿を見せるのだそうです。生まれ育った地に、巨大な作品が永久に残る。作家の誇りでしょう。ところが「あ、そうですか」としか思わない。石を彫り、磨くこと以外には関心がない。
 ところが最近人に見てほしくなった。年1回は個展を開く計画。意欲が出てきたようです。それがどんな効果を生むのか、無責任な他人としては楽しみです。それにしても彫刻用の石は高価。売れれば良いが…と願うのは、芸術家にとっては余計なお世話でしょう。

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